「体調も悪いし、そろそろ禁酒しようかな…」
「禁酒したら、その後の生活は楽しいのかな…」
「禁酒してみたいけど、メリットはあるのかな…」
このようなお悩みを抱えていませんか?
私は以前、過度な飲酒を10年ほど続けていた時期がありました。
最初はお酒を飲むことが楽しかったけれど、体がアルコールに慣れていくにつれて楽しさは薄まっていきました。
次第に体調不良やメンタル不調で悩み続ける生活になっていきました。
そこで私は約2年前に禁酒に挑戦し、今日までお酒を飲むことなく禁酒を継続しております。
禁酒を始めてからの2年間で体調やメンタルなどに様々な良い変化があり、現在はとても快適な生活を過ごしています。
これから禁酒に挑戦する皆さんのためにこの記事では、禁酒でえられた効果や継続させるコツ、禁酒中の注意点について紹介します。
ぜひ最後までお読みください。
【実体験】禁酒でえられる効果5選

私が禁酒を開始して、特に感じた効果は以下の5つです。
早ければ翌日から感じられる変化もあります。
- 体調不良が全般的に改善される
- メンタル不調が改善される
- 多汗や体臭が改善される
- 睡眠の質が高くなる
- 疲れにくくなる
1つずつ詳しく解説していきます。
1.体調不良が全般的に改善される
私は飲酒をすると必ず二日酔いに悩まされ、吐き気や頭痛を経験していました。
お腹の調子も常に悪く下痢や便秘の繰り返しで、毎日が体調不良の苦しい日々でした。
私の経験では禁酒をはじめた翌日に早速二日酔いがなくなり、朝の体調不良はすぐに改善されました。
体に保たれる水分量も適切になるため、下痢や便秘なども起きにくいです。
1週間ほど継続すると胃や食道の不調が改善されていき、胃痛や胃酸の逆流なども改善されていきます。
2週間ほど継続する頃には全身の不調がほぼ全て改善され、快適で健やかな生活を送ることができました。
2.メンタル不調が改善される
私は飲酒をすると怒ったり泣いたりしてしまうことがあり、飲酒していない時間もイライラしていたりと常に精神不安定な状態で過ごしていました。
アルコールには抑うつ状態を引き起こす可能性があるため、禁酒をすることで不安症状やうつ症状が改善されていきます。
アルコールに強く依存されている場合は、禁酒中に不安感を感じる場合がありますが、一時的な症状のため2週間から数ヶ月で消えるでしょう。(個人差あり)
不安感が消える頃には幸せホルモンのセロトニンや、快感や多幸感を感じるドーパミンなどの神経伝達物質のバランスが整い、メンタルが安定していくでしょう。
私の場合は2週間ほどでメンタルが安定し、不安感や怒りと悲しみの感情も減っていきました。
情緒も安定しポジティブな思考へと変化していき、人とのコミュニケーションでは笑顔や会話の数が増え楽しみながら生活しています。
ストレス耐性も強くなり、些細なことでは挫けずに前向きに考えることができています。
3.多汗や体臭が改善される
アルコールを摂取すると血管が膨張し、血流が良くなるため汗の量が増えます。
そのため汗の匂いとアルコールの匂いで体臭に影響が出ますが、禁酒をすることで改善されるでしょう。
私はたくさん汗をかく体質で飲酒をしていた時期は、毎日滝のような汗をかいておりました。
禁酒して2日後には自身で気づくことができるくらい汗の量が少なくなり、適切な発汗量になったと感じております。
汗の量が落ち着いたことで、体臭が改善されていきました。
4.睡眠の質が高くなる
アルコールを摂取すると睡眠時に途中で覚醒してしまい、その後寝付けなくなる場合があります。
アルコールの代謝は安静な状態を妨げるため、睡眠の質が低下していくでしょう。
私も飲酒していた頃は毎日何度も目覚めてしまい、ほとんど寝れていない状態で朝を迎えることが何度もありました。
飲酒をしてから眠りにつくと悪夢を見ることも多く、苦しい思いをしてきました。
禁酒後は2日目くらいから睡眠の質が高くなったと感じ、朝まで起きず悪夢も見ずに快適な睡眠をとることができています。
5.疲れにくくなる
飲酒をするとアルコールの影響でビタミンB1が消費されてしまい、肝機能も低下するため疲れやすい体になってしまいます。
禁酒をするとミネラルが大量消費されることはなく、肝機能も改善されていくので疲れにくい体になっていくでしょう。
私も飲酒をしていた頃は体が重く、常にだるく毎日ひどく疲れていました。
私の経験では禁酒を始めて最初の頃は疲労感に変化は感じませんでしたが、1ヶ月ほど経過すると日中の疲労感が減っていきました。
禁酒して半年ほど経過する頃には疲れ知らずの体力となり、毎日元気に行動的に過ごすことができています。
【実体験】禁酒を継続させるコツ3選

禁酒中はなかなか辛い時期もあり、つい飲みたくなってしまう時もあると思います。
私もふとした瞬間に飲みたくなる時期がありました。
禁酒中に飲みたくなる衝動を抑えるコツは以下の3つです。
実践すれば禁酒を継続しやすくなります。
- 水分補給をこまめにする
- 食事は3食しっかり食べる
- お酒以外の趣味を楽しむ
1つずつ詳しく解説していきます。
1.水分補給をこまめにする
禁酒を始めると喉が渇くタイミングで、飲酒したい衝動にかられる場合があります。
なるべく水を選び水分補給をすることで、飲酒衝動を抑えることができるでしょう。
私はこまめに水分補給を行なった結果、飲酒したい衝動はほとんど消えました。
ビールやサワーなどの炭酸が入っているお酒を好んでいた方は、無糖の炭酸水で喉越しを感じることも禁酒継続に効果的です。
慣れていくにつれて飲酒をしなくても、他の飲料で満足できるようになります。
2.食事は3食しっかり食べる
飲酒の習慣がある方は、食事を抜いている傾向が多くあります。
食事を抜いてしまうと空腹や水分不足に陥る可能性があるため、飲酒の衝動にかられる場合があります。
なるべく3食しっかり食事をとり、空腹の時間を作らないことが禁酒継続に効果的です。
私は飲酒していた時期は朝昼の食事を抜いて、夜に晩酌をしていました。
禁酒後は3食抜かずに食べた結果、飲酒衝動は無くなりました。
味の濃い食べ物も控えて、バランスの良い食事を心がけましょう。
3.お酒以外の趣味を楽しむ
禁酒をすると体力面や金銭面で余裕ができるため、昔の趣味を楽しんだり新しい趣味に挑戦したりしましょう。
禁酒でお酒代が節約できるため、趣味にお金をかけることも可能です。
楽しめる趣味が見つかれば、お酒を飲まない人生が最高に感じると思います。
私は禁酒をしてから旅行などの娯楽を楽しみ、禁酒を継続するモチベーションを作りました。
お酒を超える趣味や楽しみが見つかれば、お酒を飲む必要がなくなるのです。
【実体験】禁酒中の注意点2選

禁酒をすることで生活習慣や食事などが、大きく変化していきます。
特に始めてすぐの頃は禁酒の反動で食欲のコントロールや、離脱症状などで悩むことが多くあります。
私が体験したなかで、禁酒中に注意してほしいことは以下の2つです。
- 食事量に気をつける
- アルコールの離脱症状が出る場合がある
1つずつ詳しく解説していきます。
1.食事量に気をつける
禁酒を開始すると、食事量が増える方が多くいるようです。
お酒には糖質が多く含まれており、禁酒をすることでお酒の分の糖質を食事から摂取しようとします。
特に炭水化物や甘いお菓子などを多く食べ過ぎてしまうため、体重の増加や生活習慣病などの原因となります。
私の場合は禁酒してからお菓子を多く食べてしまい、半年で5kgほど体重が増えました。
その後は糖質制限をして調整をしております。
白米やうどん、甘いお菓子などはなるべく制限して、バランスの良い食生活を意識しましょう。
2.アルコールの離脱症状が出る場合がある
禁酒を開始すると、依存度が高い人ほど離脱症状が現れる場合があります。
アルコールの離脱症状は主に以下の6つです。
- 発汗
- 動悸
- 吐き気
- 不安感
- 幻視
- 幻聴
幻視や幻聴は重症者になると発症します。
私の場合は動悸と不安感の症状が、数日間続きましたがその後は自宅療養で落ち着きました。
離脱症状が現れた際は、無理せず医療機関を受診しましょう。
アルコール専門の外来もありますので、一人で悩まずに医師に相談できます。
アルコールの離脱症状はとても辛く、症状が出たタイミングで禁酒を断念される方も多くいるようです。
辛い時は周囲の方々に相談して、協力してもらいましょう。
まとめ
この記事では私の実体験をもとに禁酒の効果や継続させるコツ、注意点について紹介いたしました。
アルコールを断つことは難しく、簡単なことではありません。
しかし禁酒をすることで体調やメンタル面で大きなメリットがあり、辛い時期を乗り越えると人生が豊かになります。
禁酒を継続できるように、水分補給や食事を3食しっかり食べるなど工夫が大切です。
禁酒中はアルコールの離脱症状や体重増加などのリスクもありますが、周囲の方々に協力してもらいながら乗り越えていきましょう。
禁酒を開始してから2、3ヶ月ほどは悩みや葛藤が多い時期だと思いますが、この記事をお読みいただき励みになれば幸いです。
禁酒が落ち着いてきた後も規則正しい生活を心がけ、より健康意識を高めていきましょう。